イナゴ の 大群。 イナゴの災い|十の災い・十災禍

イナゴとバッタの違いと見分け方は?味が区別される理由なの?

イナゴ の 大群

Contents• サバクトビバッタの生態と煌害(こうがい) アフリカで大量に発生しているのは 「サバクトビバッタ」という種です。 形はトノサマバッタのような感じですね。 アフリカでは毎年数多くのバッタが発生し、問題になっています。 その規模は日本にいる我々では想像できないと思います。 サバクトビバッタについては、下記が非常に参考になるので、ぜひ見てください。 地面の一区画を埋め尽くしながら行進するバッタ… ぞッとします。 煌害(こうがい)について バッタが大量に発生して災害となることを、日本語で 「蝗害(こうがい)」と言います。 あまり馴染みのない言葉ですが、一応、日本では明治時代に北海道でトノサマバッタによる蝗害が発生した記録があるそうです。 蝗という字はイナゴを意味しますが、イナゴは蝗害にならないんです。 本来はトノサマバッタのように 「集団で密集した環境にいると、その特性が変わるバッタ」のことを 「蝗」という字で表していましたが、日本に漢字が伝わった際にトノサマバッタによる害はなく、稲を食い荒らすイナゴがあてられたと考えられます。 日本では馴染みがない蝗害ですが、アフリカなど頻繁に発生する地域では昔から貧困と疫病を運ぶ最悪の災害として認識されています。 画像: そういえば、映画の「エクソシスト2」では災害としてバッタ大群のイメージがあったのを思い出しました。 大量発生が起こる原因 バッタの繁殖には水が深く関わっています。 かつての北海道で起こったトノサマバッタの大量発生も、台風の直撃によって土砂が流され、広い地域がバッタの繁殖に最適な土地になったのが原因です。 大量の水は土地をならし、植物の育成とバッタの繁殖に有利な条件を整えるのです。 今回のアフリカでも、10月~12月に過去40年で最も多くの雨が降ったため、バッタの大量発生が起こりました。 煌害に発展する原因 実は大量発生しただけでは、まだ煌害とは言えないんです。 煌害の恐ろしいところは、個々のバッタが一軍となり、まるで一つの巨大な生物のようになり、あらゆるものを食い尽くして暴走するところです。 この暴走のきっかけになるのは、 サバクトビバッタの持つある特性が関係しています。 それは特性とは、生息条件によって「孤独相」と「群生相」が変化するということ。 この変化のことを「相変異」といいます。 左が孤独相、右が群生相 画像: 孤独相 孤独相というのは我々のよく知る普通のバッタの状態です。 特に群れることもなく草を食べるだけのバッタですね。 群生相 大量発生して密集しだすと、バッタの身体が変化していきます。 なぜそうなるのか?まだ完全には解明されていませんが、一説によると昆虫の後足が互いにぶつかることによって起きる物理的な刺激が連鎖となり、大群の相変異を起こすと言われています。 代表的な変化は以下のとおりです。 身体が緑から黄色と黒に変わる。 身体が短くなる。 足が短くなる。 翅が長くなる。 フェロモンにより互いを引き寄せる。 何でも食べるようになる。 こう見ると飛行に適したような形状に変化しているようです。 そして近場の食料がなくなると、他の場所へと食料を求めて移動します。 サバクトビバッタの天敵 サバクトビバッタにもハチやアブ、鳥や爬虫類などの天敵がいます。 ただ、あくまで孤立した単体に対しては有効かもしれませんが、大群になったバッタにはあまり効果はないです。 蝗害に対する対策 煌害の対策として、アフリカではヘリコプターからの殺虫剤をまいたり、幼虫の頃に駆除するなどあるようですが、根本的な解決にはなっていないようです。 バッタの大量発生で飢餓になるなら、そのバッタを食べればいいと思われるかもしれませんが、それもあまり現実的ではないようです。 なぜなら… もうすでに食べている 彼らはもうバッタを食べています。 ただ、そんな大群を取り尽くす方法もないし、外骨格や足は固く消化不良になりやすいので処理が大変だそうです。 ゲテモノ食のプロフェッショナルである、ざざむし。 の人も下記のように言っています。 トノサマバッタはイナゴより大きく外骨格も厚いので殻をいかに快適に食べられるかが肝です。 ざざむし。 でも、こんがり揚げて意外と美味しそうですね。 殺虫剤による駆除 すでに過去何度も空中散布により殺虫剤がまかれているようですが、これも解決には至っていないようです。 しかも、その殺虫剤により土壌が汚染されているため、その土地から生まれたバッタも汚染されている可能性が高いそうです。 ということはバッタを食べるのも健康的には懸念されます。 それでも、バッタ食が無くなることはないと思いますが、逆に強くすすめることも出来ないという事情もありそうですね。 まとめ 彼らは海抜約2,000m程度まで飛行できるそうですが、中国に入るまでには高い山脈があるので、大群がそれ以上進むことは考えづらいです。 さらにバッタに詳しい人の記事を発見しました。 どうやら中国に接近しているのは別の繁グループのようですね。 バッタの動向がわかるサイトはこちら.

次の

バッタ・イナゴはなぜ大量発生する?大群発生で中国の危機!?

イナゴ の 大群

しかし、エジプトの王ファラオは、災いを収めるべく、一時的には要求を認めますが、災いが収まると、頑な (かたくな)になり、約束を反故にしてきました。 家臣たちも半ばあきれた様子でファラオに進言します。 「いつまであの男たちは、エジプトに災いをもたらし続けるのでしょう。 エジプトが滅びかかっているのが、おわかりにならないんですか。 いっそのこと、あいつらを立ち去らせてはどうですか。 」 その後、ファラオはモーセとアロンを呼び交渉します。 ファラオは、イスラエル人の男のみを連れていくなら、エジプトを去り、イスラエルの神ヤハウェのためのお祭りをすること許可します。 しかし、モーセとアロンは、男のみではなく、イスラエル人全員がエジプトを去り、ヤハウェのためのお祭りができるようにしてほしいとファラオに要求します。 結局、折り合いがつかず、第8の災い「イナゴの災い」が起こることになります。 その翌朝、東風に乗っていなごの大群がエジプトに押し寄せてきました。 イナゴが地の面をおおい、地は見えなくなるほどでした。 イナゴは雹(ひょう)の災いを免れて、野に残っていた草木をみな食い尽くし、イナゴが去ったあとには、緑色の草木は一本も残らないほど、すさまじい災いでした。 エジプト史上最大の被害をもたらしたといわれています。 聖書には、東風が作物を干からびさせる乾燥した熱風として記録されています。 イナゴは、一度羽を広げたら、風に乗って時速20キロで20時間飛ぶことがあるといわれています(参考・引用:Logos Ministries. org)。 Old Testament 主はモーセに言われた。 「手をエジプトの地に差し伸べ、いなごを呼び寄せなさい。 いなごはエジプトの国を襲い、地のあらゆる草、雹の害を免れたすべてのものを食い尽くすであろう。 」 モーセがエジプトの地に杖を差し伸べると、主はまる一昼夜、東風を吹かせられた。 朝になると、東風がいなごの大群を運んで来た。 いなごは、エジプト全土を襲い、エジプトの領土全体にとどまった。 このようにおびただしいいなごの大群は前にも後にもなかった。 いなごが地の面をすべて覆ったので、地は暗くなった。 いなごは地のあらゆる草、雹の害を免れた木の実をすべて食い尽くしたので、木であれ、野の草であれ、エジプト全土のどこにも緑のものは何一つ残らなかった。

次の

よく映画などで、イナゴの大群とか聞くのですが、実際にイナゴの大群ってある...

イナゴ の 大群

2019年1月11日のイスラエルの報道より ・ イナゴに占領されたメッカの聖モスク ・ 2019年の新年早々、サウジアラビアの聖地であるメッカが「イナゴの大群の直撃を受けた」という出来事があったことを知りました。 特にメッカにある重要な宗教施設である 聖モスク(正式名マスジド・ハラーム)が「中も外もイナゴで覆い尽くされている」という光景は、人によっては衝撃的な光景かもしれません。 建物どころか、「巡礼者そのものがイナゴに覆われている」写真もあります。 白い巡礼服がイナゴだらけになっている人たちも ・ 聖モスクの内部もイナゴだらけ ・ イナゴの大群は世界各地に現れるものではありますけれど、「聖地」となると、やはり意味が違って感じる部分もあります。 聖書などにもイナゴはよく登場するもので、たとえば、旧約聖書の「出エジプト記」には、以下のようにあります。 出エジプト記 10章12-15節 主はモーセに言われた。 「手をエジプトの地に差し伸べ、いなごを呼び寄せなさい。 いなごはエジプトの国を襲い、地のあらゆる草、雹の害を免れたすべてのものを食い尽くすであろう。 」 モーセがエジプトの地に杖を差し伸べると、主はまる一昼夜、東風を吹かせられた。 朝になると、東風がいなごの大群を運んで来た。 いなごは、エジプト全土を襲い、エジプトの領土全体にとどまった。 このようにおびただしいいなごの大群は前にも後にもなかった。 いなごが地の面をすべて覆ったので、地は暗くなった。 いなごは地のあらゆる草、雹の害を免れた木の実をすべて食い尽くしたので、木であれ、野の草であれ、エジプト全土のどこにも緑のものは何一つ残らなかった。 今回はサウジアラビアのメッカがイナゴに襲われたのですけれど、さきほどの聖書の記述そのままに、 「エジプトがイナゴの大群に襲われた」 ことが比較的最近あったことを思い出しました。 2013年の3月の出来事ですから、もう 6年前ということになりますけれど、以下の記事で取りあげたことがあります。 ・ In Deep 2013年03月02日 この時、中東では、 ・ エジプトで異例ともいえるイナゴの大群が発生した ことと、 ・ パレスチナのガザ地区の海岸に「大量のマンタ」が打ち上げられた という出来事が同時に起きたのです。 どちらも珍しいことで、特に「マンタの大量死」というのは、世界的に見ても珍しい出来事ではないでしょうか。 下の写真は、それぞれ当時の現地のメディアの報道とその内容です。 2013年2月のエジプトの英字紙報道より ・ Ahram 報道の内容 エジプト南東部のナイル川デルタ地帯を異常な数のイナゴの大群が襲っており、農業地帯にダメージを与える可能性があると国連食糧農業機関(FAO)が報告した。 エジプトは 2012年に 8. 5万トンの小麦を生産しているアフリカ最大の小麦の産地であり、イナゴによって農作物が被害を受けることによる食糧供給への影響が懸念されている。 2013年2月の中東の報道より ・ Assabeel 報道の内容 ガザ地区の沿岸で大量のマンタの死体が発見された。 マンタは、地元の漁師たちによって翌日解体された。 それらは多くが血まみれだった。 大量死の正確な原因はわかっていない。 このマンタの大量死は、別の報道で「 400頭打ち上げられていた」と伝えられていて、世界的に見ても異例のマンタの大量死だと思われます。 写真でも、ガザ地区の海岸のはるか遠くてまでがマンタの死体で覆われている光景がうつされていました。 2013年2月27日のガザ地区の海岸 ・ Assabeel 今回のサウジアラビア・メッカのイナゴの大群の出来事も加えて、この 2013年の出来事が起きた場所は以下のようになります。 2013年2019年の出来事の場所 ・ Google Map それにしても、サウジアラビアの砂漠にイナゴ? エジプトでイナゴの大群が発生するのはわかるのです。 ナイル川がありますから、そのデルタ地帯ではイナゴが大量に発生することはあるのだろうなあと思いますけれど、しかし、「サウジアラビアの砂漠でイナゴとは面妖な」とは思います。 ほとんど砂漠であるサウジアラビアのメッカ周辺でイナゴが、それも大量に繁殖するということは、ちょっと考えにくいです。 しかし、たとえば、これらのイナゴがエジプトからやってきたものだとすると、 「紅海の上を飛んでエジプトから渡ってくる」 か 「イスラエルのほうから迂回してサウジアラビアに入る」 かのどちらかしかルートはないように見えますが、「それはないなあ」とも思います。 紅海は地図で見れば細長く見えますけれど、このメッカのあたりの海域の幅は 300キロメートルくらいはあるはずで、いかにパワフルなイナゴでも、「海上を 300キロメートルも飛んでくる」ということができるとは思えないです。 「どうやってイナゴはメッカに出現したのだろう」という疑問が解けないですので、ちょっと意地になって資料を探してみましたら、「その理由がわかった」のでした。 結論として、これらのイナゴは、エジプトからやってきたのではなく、 「サウジアラビアで生まれたイナゴたち」 だったのです。 資料は、国連の食糧農業機関(FAO)の最近のリリーフにあり、そのタイトルも、 「砂漠のイナゴ速報 ( ) 」 というもので、2018年12月から速報が発令され続けているようです。 それによりますと、アフリカ大陸のエジプト、スーダン、エリトリアなどのナイル川流域では昨年の 12月から現在に至るまでイナゴの大群が発生し続けているのですけれど、その国連のリリースの一番下に以下のような記述がありました。 国連食糧農業機関の速報より サウジアラビアの紅海沿岸でも小規模なイナゴの繁殖状況が発生している。 昨年秋、サイクロンにより豊富な雨が降り落ちたイエメン、オマーン、サウジアラビアの国境に近いエリアでいくつかのイナゴの小さな群れが形成されていることが確認された。 これを読んで、 「ああ、そうか。 大雨だ」 と思い出したのです。 サウジアラビア=砂漠という先入観は予想以上に強いようで、昨年、記事で何度も「サウジアラビアの大洪水」について取りあげていたことを忘れていたのでした。 以下の記事のように、現在のアラビア半島は、もはや「 砂漠とはいえない時が多くなっている」のです。 しかも、この秋からの大雨の連続は、 サウジアラビアの砂漠を「花と緑の大地」に変えるという事象も発生させてもいました。 たとえば、今年のサウジアラビアのメッカ周辺には、以下のような「お花畑のような光景」があちこちに出現していたのです。 2019年1月1日 サウジアラビアの砂漠にて ・ これらの「砂漠の花」については、以下の記事などで写真などをご紹介していますので、ご参照いただければ幸いです。 ・ ・ 今回のメッカの「バッタの大群」はこの気象の状況と関係していたのでした。 サウジアラビアの砂漠に、かってないような雨がもたらし、そして、砂漠にかつてないような緑と花の大地をもたらした雨は、 その大地をバッタの繁殖地へと変えてもいたのです。 国連食糧農業機関の資料には、12月の時点で、以下のような場所でイナゴの発生が確認されていることが記されています。 2018年12月の時点でイナゴの発生が確認されている場所 ・ この 12月の時点で大群が発生していたのはアフリカ大陸だけですが、しかし、サウジアラビアでも「イナゴの成虫を確認」のマークがつけられています。 メッカの近くにもひとつあり、このあたりの場所で、イナゴは、大雨の連続で肥沃になった大地で活発に繁殖を拡大させ、大群になっていった、ということのようです。 そして、 それらがいっせいに聖地メッカに向かったと。 「気候変動がもたらすことっていうのは、つまりこういうことなんだなあ」と、ふと思いました。 つまり、気温や雨量や風量などの変化というものは、そのまま植物などの生育分布の変化につながります。 サウジアラビアの砂漠が緑の大地になったように。 そして、植物というものは、自然界全体の生物の生活圏を支配する力を持ちますので、植物の生育分布の変化によって、次はさまざまな生物がそこに出現する。 もちろん、今起きていることは、アラビア半島ではイレギュラーなことではありますけれど、しかし、それでも、「バッタの繁殖のサイクルほどの長さで、その自然状況が持続している」ことも事実です。 仮にアラビア半島でこういう状態が繰り返し起きるようになったのなら、イナゴでもアブでもカエルでも大繁殖を繰り返せるようになっても不思議ではないわけです。 唐突に、イナゴとかアブとかカエルなどの名前を出してしましたが、これらは旧約聖書の「十の災い」に出てくるものなんです。 こういうような本来は砂漠とは無縁の生物たちも「気候変動により出現できるようになる」。 現実として、今、砂漠の聖地がイナゴで覆い尽くされている。 十の災いというのは、旧約聖書の『出エジプト記』に出てくるもので、おおよそ以下のようなものとなります。 水を血に変える(赤くなる) 2. カエルの大群を放つ 3. ぶよを放つ 4. アブを放つ 5. 疫病を流行らせる 6. 腫れ物を生じさせる 7. 雹(ひょう)を降らせる 8. イナゴを放つ 9. 暗闇でエジプトを覆う 10. 初子(長子)をすべて殺す これはエジプトでもですけれど、聖地のあるサウジアラビアでも、ほとんど成就している最近ではあります。 たとえぱ「サウジアラビアに雹(ひょう)」なんてのは、砂漠の土地ではあまり考えられないことだったのですけれど、今や繰り返されています。 2018年2月 歴史的な雹嵐の後のサウジアラビア・メディナ ・ さらには、「ナイル川が赤くなる」なんてことことはないだろうというように思っていましたら、 2016年に、 「ナイル川は赤くなっていた」 のですね。 下は、2016年4月1日に欧州宇宙機関(ESA)の地球観測衛星センチネル3号(Sentinel-3A)が撮影したナイル川です。 血のように赤いでしょう。 2016年4月1日 人工衛星センチネル3号が撮影したナイル川流域 ・ どうしてナイル川の全域が赤くうつっているのかといいますと、これは人工衛星センチネル3号の「撮影機器の特性」なんだそうです。 この衛星の放射計は、「植物の群生から放射される熱を赤外線スペクトルで表現する」のだそうで、このように植物群は赤く記録されるのだそう。 そういうテクノロジーが生み出した赤い川なんですけれど、単に写真を見る私たちには「赤いナイル川」と解釈する他ないのでした。 このナイル川のことは、以下の記事で取りあげさせていただいたことがあります。 この記事の内容は、先日の以下の「赤い時代」の記事と関係する概念であるかもしれません。 世界のあちこちで、いろいろと赤くなり、そして、エジプトから中東では、十の災いのような出来事が、しかも本来ならそのような土地では起こりえないことが起き続けているというような昨今となっております。 そして、今年 2019年の始まりは、新年からサウジアラビアで「砂漠が花に覆われる」という珍しくも美しい現象が起きたと同時に、それが起きたのは、「イナゴの大群を発生させたのと同じ要因」だったと。 その「 花と同時に出現してきたイナゴたちがメッカのモスクを荒らし回っている」ということになります。 いろいろな意味で、今年の始まりの事象として、とても印象深いもののように思います。

次の